<大相撲九月場所>◇五日目◇12日◇東京・両国国技館
序二段の取組で膝から力士が不自然に崩れ落ちるヒヤリとする場面があった。「わぁ」と館内が一瞬凍りつくも、その後、力士は何事もなかったように立ち上がって自ら歩き、ファンも「大丈夫っぽい」「よかった」と安堵の様子を浮かべていた。
序二段二十八枚目・翔大夢(錣山)と序二段三十枚目・北洋山(立浪)の一番での一コマ。立ち合い右に変化して突き落とそうとしたのは北洋山。堪えた翔大夢は向き直ると頭をつけて当たっていく。その後、北洋山がもろ差しに組むと、次の瞬間、翔大夢は膝が変な角度に曲がって力なく崩れ落ちた。館内からは「わぁ? あぁ?」と何とも言えない声が上がり、すぐに静まり返った。
ヒヤリとする場面だったが、しばらく経た後、翔大夢は何事もなかったように立ち上がり、一礼すると自らの足で歩いて花道を下がっていった。取組は寄り倒しで勝った北洋山が3勝目を挙げ、翔大夢は1敗目を喫した。
翔大夢が力なく崩れると視聴者も騒然。「うわ」「ひざ危ない」「グニャ」「膝…大丈夫か?」「危ないこけ方」「怖い崩れ方」と心配の声が相次いだが、何事もなかった様子が中継画面に映ると「大丈夫っぽい」「よかった」と安堵のコメントも寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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