<大相撲九月場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館
元幕内の序二段三十一枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)が、序二段十九枚目・千代大光(九重)を押し出しで破り無傷の5連勝を遂げた。勝負が決した後、相手が土俵に上がる際に笑顔で手を差し伸べる様子もみせ、「これは愛せる」「レベチやん」とファンが盛り上がった。
序二段から再起を図る“令和の牛若丸”が格の違いを見せつけた。脊髄損傷の大怪我による長期休場を経て、先場所より本場所復帰している炎鵬。復帰2場所目となる今場所では、初日から4番取って無傷の4連勝を遂げ早くも勝ち越しを決めていた。
全勝対決となった九日目の取組では、身長179.8センチ・体重125.9キロと炎鵬にとってはひと回り大きな千代大光が相手に。客席からは「がんばれー!」と小さな子供と思しきファンの声援も飛ぶなか、立ち合い手を出して相手の意表をついた炎鵬は、下から上に突き上げる力強い攻めを展開。千代大光の巨体を振り回すと、一気に前に出て強烈な押し出しを決めた。
勝負が決した後、炎鵬は笑顔で手を差し伸べて、土俵下に落ちた相手が戻るのを助けていた。館内は大きな拍手と声援に包まれ、「炎鵬ー!」と喜びの声を上げるファンも見られた。勝った炎鵬は5勝目。敗れた千代大光は1敗目を喫した。
炎鵬が全勝対決で圧勝すると、ABEMAの視聴者からは「つっよ」「レベチやん」「格が違う」「怪我治って無双状態」と驚きの声が続出。相手を気遣って手を差し伸べた炎鵬の振る舞いに「紳士プレイ」「強くて優しい」と称賛のコメントのほか、「これは愛せる」「惚れちゃった」「好きすぎる」と悶絶するファンも相次いでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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