【MLB】ブレーブス 0-9 ドジャース(9月16日・日本時間17日/アトランタ)
危険なシーンだった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したブレーブス戦の初回第1打席。あわやデットボールとなる内角を抉る危険な投球に、思わず「あいっ」と声が漏れた。このシーンにファンも「危なすぎるだろ!」「狙ってるのか?」と怒りが収まらなかったようだ。
2021年、2022年と2年連続で14勝7敗を挙げているブレーブス先発のマックス・フリード。今季はここまで9勝9敗を挙げており、5月6日の試合では初回の第1打席で大谷が2ランホームランを放っている。
その当時の恐怖を意識したのか、フリードは大谷に倒する初球に95マイル(152.9キロ)の速球を投じると、2球目には内角高めをえぐる厳しいスイーパーを投じた。抜けたようなボールに対して、大谷はひらりと身を翻して避けるとともに「あいっ」の声。球場も一時騒然となった。
あわやデッドボールの危険球を目にした日本の野球ファンからは、「あぶねー」「ひやっとしたぞ」「大谷に当てるなよ」「よく避けたなw」「危なすぎるだろ」「狙ったんか?」などと非難の嵐。解説のAKI猪瀬氏も「(フリードは)今シーズンは初回に制球が定まらない感じが多いです」と語っていた。
大谷はこの第一打席で結局、フルカウントから内角低めギリギリへチェンジアップを投じられて見逃し三振。ラストの決め球は大谷のイメージではなかったのか、三振後の表情は「まさか」という雰囲気を感じさせられた。
その後の大谷は、第2打席が四球、第3打席がショートゴロ(打点1)、第4打席がセカンドゴロ(フィルダースチョイス)、第5打席が空振り三振。4打数無安打だったが2打点を挙げ、ドジャースもブレーブスに9-0の大勝を飾っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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