Bリーグ年間優勝最多タイとなる2度の優勝を誇る強豪・アルバルク東京。彼らが用いる最先端テクノロジーに、元メジャーリーガーの川﨑宗則氏と元プロ野球選手の杉谷拳士氏が興味津々だ。
9月15日の『ABEMAスポーツタイム』では、スポーツ選手を支える裏方特集として『 選手を支える裏方スタッフの思い』を放送。バスケットボール・Bリーグのアルバルク東京を取材した。
アルバルク東京では、アジアのバスケットボールチームで初のあるシステムが導入されている。それは『KINEXON』というトラッキングシステムで、プレーする選手たちの腰にセンサーをつけ、100種類以上の運動データを計測。画面上で一括管理され、選手たちの様々な項目を瞬時に数値化するというものだ。
アルバルク東京でシニアマネージャーを務める荒尾裕文さんは『KINEXON』を導入した目的について、「選手にかかる負荷をモニタリングしたい。本人が疲れていないですと言いながら、数値やトレーナーからの主観でこの選手はどう見ても疲労が溜まっている。その時に翌週の試合のプレータイムを制限した方がいいとコーチに提言している」とコメント。選手の主観だけでなく、データの面から選手のコンディションを管理するために役立てている。
実際にチームでヘッドコーチを務めるデイニアス・アドマイティス氏は「コンディションを維持するだけでなく、ケガ防止にも役立っています。プレーしたいからと言ってどんどん強度を上げてしまうとケガにつながる」と、選手をケガから守る意味でも大事だと考えているようだ。
(ABEMAスポーツタイム)