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【映像】重度障害者のタカシさん(仮名)31歳がシェアハウスで暮らす様子
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 東京・世田谷区にある3階建ての建物。中に入ってみると、大きな広間に障害のある人たちが暮らしている。株式会社「HABING」代表・介護福祉士の熊谷勇太氏は「重症心身障害者の医療的ケアの方でも住むことのできるシェアハウスだ」と述べる。

【映像】重度障害者のタカシさん(仮名)31歳がシェアハウスで暮らす様子

 障害者が家族の元を離れて暮らすシェアハウス。家族はもちろん、親族や友人など、いつでも誰でも訪問できるので、時間を気にせず、さまざまな人と触れ合いながら暮らすことができる。家の中は入居者の暮らしやすさを考え、車椅子で入っても、中で方向転換する必要がなかったり、キッチンの食器棚は低い位置に設置されるなど、細かな気配りがされている。シェアハウスを運営しているのは、介護サービスを展開する企業で、いつでも必要な時に、ヘルパーを依頼することができる。重度や医療的ケアが必要な障害者にも対応されている。

 障害者向けの施設にさまざまな課題がある中、障害のある人や家族にとって、シェアハウスは夢の住まいなのか。入居する当事者の家族と『ABEMA Prime』で考えた。

■シェアハウスを運営する株式会社「HABING」
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