21日(日本時間22日)のロッキーズ戦に先発出場したドジャースの大谷翔平投手。この日は、2四死球を含め3打数1安打としたほか、9回に盗塁を決め「52-53」へ到達した。
22日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、大谷が覚醒した理由を考察。元MLBプレーヤーの川﨑宗則氏は「初めてのプレーオフ出場を叶えたこと、さらに地区優勝を目指す気持ちが、翔平さんにとっての大きなモチベーションになっている」と語った。
19日(日本時間20日)に前人未到の大台となるシーズン50本塁打、50盗塁の「50-50」を達成した大谷。その勢いは止まることを知らず、直近3試合で13打数10安打4本塁打と覚醒と言っても過言ではない状態となっている。
シーズン残り7戦となったこの日の番組では、大谷の現在の状態を考察。MCの川﨑氏は「今年は“桜”は咲きませんと言いましたが、“コスモス”が咲いています!ちなみに、10月に満開に向けて現在はまだ咲き始めですよ!」と強調していた。
ともに番組に出演したお笑いコンビのコットン・西村真二は、20日(日本時間9月21日)にアーチを描いた大谷の52号ホームランを「度肝を抜かれた」とピックアップ。ロッキーズ先発のカイル・フリーランド投手の高めのボール球を打球速度110.1マイル(約177.2キロ)という超高速打球でスタンドまで運んだ。
川﨑氏は、「腰を見てください。腰がこんなに回転している。上ではなく、下の回転で飛ばすんです」と驚異の回転力が異次元のパワーを生み出していると解説した。
覚醒中とも言える大谷の状態について、川﨑氏は「スイングは非常に強く調子が良い」とフィジカル面に太鼓判。さらに、「50号も達成した今は、プレーオフに向けたモチベーションが非常に高い」とメンタル面の調子についても言及した。
「翔平さんにとっては初めてのプレーオフ。さらに、何とか地区優勝したいという気持ちも大きいと思います。勝つためには、自分のスイングが一番(状態が)良くないといけないということが彼のモチベーションに繋がっていると思います。熱い気持ちがあるからこそ、“コスモス”が咲き始めたんですよ!」とし、記録のさらなる更新とともに、頂点に向かう気持ちが大谷を突き動かしていると熱弁をふるっていた。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)