9月13日に京セラD大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ソフトバンク・川瀬晃、オリックス・川瀬堅斗の“兄弟対決“が実現。野球ファンの間で話題となっている。
8-2、ソフトバンクが6点リードで迎えたこの試合の8回表・ソフトバンクの攻撃、2死一、二塁、マウンド上にはこの回途中からマウンドに上がった6番手・川瀬(堅)という場面。ここでソフトバンクベンチは、9番・牧原大成に代え、兄の川瀬(晃)を代打に。初の兄弟対決とあって、スタンドは大きな盛り上がりとなった。この打席で兄・晃は、弟・堅斗に対し、ボールをよく見極めながらカウント2-2とすると、勝負の5球目、弟が内角低めへと投じたストレートを打ち、セカンドゴロに。川瀬兄弟にとって初となる1軍公式戦での対決は、弟・堅斗に軍配が上がることとなった。
ついに実現した兄弟対決に、ネット上の野球ファンからは「マンガみたいな展開だけどいいなあ」「最高の兄弟喧嘩」「兄貴登場で思わず笑う弟いいね」「堅斗は交通事故から生死の境をさまよってからのプロ野球での兄弟対決 本当にすごいことだし、この兄弟が長くプロで活躍できることを願っています」「この粋な計らいで、オリファンの心は少しだけ救われました ありがとう、小久保監督」「このカードに弟を再昇格させ、試合展開にもよるがこの場面で登板機会を与えてくれた中島監督にも感謝です」「でっかい川瀬コールに泣けた…この時だけは敵味方関係なく2人を見守り応援してる感じが…」といった様々な反響が寄せられている。