【MLB】ドジャース - ロッキーズ(9月27日・日本時間28日/コロラド)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦に先発出場。2回に今季57盗塁目を記録し、2001年にイチロー氏(マリナーズ)が記録したシーズン56盗塁の日本人最多盗塁記録を更新した。
2021年には松井秀喜(ヤンキース)が持つシーズン31本塁打の日本人記録を大幅に更新するシーズン46本塁打をマークしている大谷だが、今季は自身の持つ記録をさらに更新し、試合開始時点でシーズン53本塁打。さらに今季は2005年に松井が記録したシーズン116打点の日本人記録も塗り替えている。
これにより、大谷は同一シーズンで松井の打点記録とイチローの盗塁記録をともに更新。日本が誇るスラッガーと安打製造機の持つ記録をダブルで更新する快挙を達成したことになる。
試合開始時点での今季の大谷の成績は156試合出場、622打数、★190安打、53本塁打、★400塁打、★126打点、★131得点、★56盗塁、打率.305、出塁率.387、長打率.643、OPS1.030(★は自己最多)と、移籍1年目、さらには投手としてリハビリを行うシーズンにもかかわらず驚異的なスタッツをマーク。
特に今季はシーズン前から「走塁」への意識が高く、スプリングトレーニングでも精力的にスプリントのトレーニングに着手。その効果が如実に表れている。
ドジャースはすでに地区優勝を決めており、照準はワールドシリーズを目指すプレーオフへ。レギュラーシーズンで今季も歴史的な記録を残し続ける大谷、今季残りの記録はもちろんだが、その先のポストシーズンでの活躍も全米の注目を集めるのは間違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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