ビア(9月28日/エディオンピースウイング広島)
紫軍団の守護神が人間離れした反応と身のこなしでアクロバティックなセーブを魅せた。サンフレッチェ広島のGK大迫敬介が、勝点で並んでいたFC町田ゼルビアとの首位攻防戦で、味方に当たってコースが急激に変わったミドルシュートを大きな横っ跳びでシャットアウト。ファンも大興奮だ。
注目のシーンは広島が2点リードで迎えた59分だった。町田がハーフタイムの選手交代をきっかけに攻勢を強める中、左サイドのスローインからFW藤本一輝が、人混みをかき分けるようにドリブルで仕掛け、ペナルティーエリア手前から右足を一閃する。