9月26日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、日本ハム・清宮幸太郎が放った“芸術的すぎる勝ち越し弾”が、野球ファンの間で話題となっている。
1-1の同点で迎えたこの試合の6回裏・日本ハムの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った3番・清宮は、ここまで好投の楽天先発・古謝樹が投じた初球、真ん中やや内寄りに甘く入ったストレートを見逃さずに振り抜くと、打球は清々しい快音とともにライト方向へ向って高々と舞い上がる特大の飛球に。これがそのままゆったりと美しい放物線を描きながら伸び続け、そのままスタンドへと着弾。清宮にとって今季第13号となるアーチは、貴重な勝ち越し点をチームにもたらす、“芸術的な超・美麗弾”となった。
9月27日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、清宮が放ったこの美しい勝ち越し弾を改めてVTRを交えて紹介。野球解説者の里崎智也氏は「(今シーズンは)いい形で左ピッチャーを、苦になく逆方向へ打てていますし。本当にレイエス&清宮の終盤の活躍がファイターズを押し上げたと言っても過言ではないですね」と、“打線の牽引役”としての活躍ぶりにも触れる形で称賛した。
また、ネット上の野球ファンからは「やはりファイターズのCS進出は 清宮幸太郎が決めるんだなあ」「天性のアーチストってこの人のことを言うんだろうな。弾丸ライナーとかじゃなくてほんとに美しい弧を描いてる」「お手本のようなスイングと、誰もが夢見た軌道、最高か」「ほんと千両役者だわ CS確定ホームランありがとう」「現地で見たけど対空時間長すぎて時止まったんかと思ったわ」「軽く打ってる感じがTheアーチスト」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)