Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2024-25」、10月1日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は首位に立つセガサミーフェニックスのルーキー、浅井堂岐（協会）。デビュー戦は2位に食い込んだが、早く初勝利が欲しいところ。持ち味の攻撃麻雀でもぎ取りに行く。
近年、攻撃的な選手が増えるMリーグの中で、浅井はその中でも攻撃が際立つ選手。筋トレでパンプアップさせた腕で、力強くツモりあげる。同じくルーキーの竹内元太（最高位戦）がデビューから2連勝と華々しい活躍をしているだけに、浅井も負けてはいられない。
所属団体では後輩ながら、Mリーグでは先輩になるのが渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）。今期の初戦はラスに終わり、早く初勝利をあげてマイナスポイントもきれいさっぱり消し去りたいところ。チームを引っ張る自覚もある中、力勝負であっても負けるつもりは少しもない。
昨期の不振から今期は好調に転じているのがEX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）。「カド番大関」とチームから呼ばれるが、直近の戦いぶりを見ていれば、何をやってもうまくいかなかった昨期の暗い影は見えない。太い腕でツモる様子は迫力十分だ。
強敵3人を相手にするのが、Mリーグの舞台で華々しい活躍をしてきたU-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）。今期は2戦して2着・ラスと、個人ランク上位の常連が、少し出遅れた格好になるが、このくらいでブレるほどメンタルは弱くない。むしろ、ここからの反撃に闘志をいつも以上に燃やしているかもしれない。
【10月1日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）個人6位 ＋93.7
渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）個人25位 ▲44.4
セガサミーフェニックス・浅井堂岐（協会）個人16位 ＋9.4
U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）個人26位 ▲62.2
【9月30日終了時点での成績】
1位 セガサミーフェニックス ＋108.8（6/96）
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋98.3（10/96）
3位 U-NEXT Pirates ＋49.1（6/96）
4位 BEAST X ＋6.6（8/96）
5位 EX風林火山 ▲16.2（8/96）
6位 TEAM雷電 ▲40.4（10/96）
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲50.4（8/96）
8位 赤坂ドリブンズ ▲73.2（8/96）
9位 渋谷ABEMAS ▲102.6（8/96）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
