日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第12節B卓が10月2日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、かつてプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKONAMI麻雀格闘倶楽部でプレーしたベテラン・藤崎智が卓内トップを取った。

【映像】日本プロ麻雀連盟のプロも数多く参加する「Mリーグ」

 藤崎は十段戦の悔しさをぶつけるように1回戦、2回戦と2連勝。残り2戦は3着、2着とまとめて1人浮きの卓内トップに。トータル順位でも暫定3位に食い込み、決定戦進出圏内に入った。試合後は「もう降級を考えなくていい位置なので、腕を振って決定戦争いをしたいと思います」と、力を込めていた。

【試合結果】

1位 藤崎智 +43.5
2位 西川淳 ▲11.5
3位 藤島健二郎 ▲14.8
4位 古川孝次 ▲17.2

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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