麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第11節が10月2日に行われ、c卓(4人打ち)は村上淳が卓内トップを取り、トータルでも暫定首位に浮上した。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」赤坂ドリブンズでもプレーした村上は、1回戦は坂本大志が親番で連続加点。そのまま突き放されたが、南2局に鈴木優からリーチ・平和・三色同順・ドラを一発でアガり1万2000点の加点。最終的に2万5100点持ちの2着に滑り込んだ。
2回戦、村上は3回の満貫のアガりで大暴れ。4万9600点のトップを取ると続く3、4回戦も随所で大きなアガリを見せ、圧巻の3連勝。この日はトップ3回・2着1回の+132.8ポイントと大きく伸ばすと、トータル順位でも暫定首位に浮上した。最終節を残して、決定戦進出が濃厚になった村上は、「自身の目標としては最高位決定戦進出で、最終日は放送卓で打ちます。誠一さんと最後だとは思わず一生懸命打ちますので応援よろしくお願いします」と今期で引退の可能性がある近藤との対戦に向けて意気込みを語った。
【試合結果】
1位 村上淳 +132.8
2位 坂本大志 ▲2.2
3位 坂井秀隆 ▲56.4
4位 津田岳宏 ▲74.2
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)