徹底したボディへのミドル、ヒザ、パンチの波状攻撃からの右ハイキック。対戦相手は2ラウンド残り”ジャスト0分0秒”で力なく燃え尽きるようにダウン。6分間のダメージが蓄積し2ラウンド終了とともに“生まれたての子鹿”のように足元がおぼつかないKO劇に「ダメージが深そう」など心配の声があがった。
 10月5日にエディオンアリーナ大阪で開催された「K-1 WORLD GP 2024」。吉川諒(VAINQUEUR GYM)と大利賢佑(team ALL-WIN)の試合は2ラウンド終了と同時の残り時間”0秒”決着。巧みなコンビネーションで攻撃を重ねた大利が2ラウンド終了と同時にダウンを奪いKO勝利を収めた。