日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第7節C卓が10月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、井出康平が圧巻の4連勝を飾り、100ポイント超えの1人浮きで卓内トップを取った。

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 プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のTEAM雷電で活躍する瀬戸熊直樹、黒沢咲も同卓する中、この日に限れば完全に“井出の日”。1回戦から4回戦まで、どんな展開になっても最終的には井出が勝つという流れ。降級も危ぶまれるところから、+103.9ポイント超の大量加点に成功した。試合後は「稽古の成果が出ました。降級争いからの結果にとにかく嬉しいです」と笑顔だった。

【試合結果】

1位 井出康平 +103.9
2位 瀬戸熊直樹 ▲1.8
3位 黒沢咲 ▲38.5
4位 福島佑一 ▲63.6

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟
 

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