【MLB】メッツ 4-1 フィリーズ(10月9日・日本時間10日/ニューヨーク)
まさに球場が揺れた一撃だった。メッツが王手をかけて臨んだフィリーズとの地区シリーズ第4戦で、大谷翔平とナ・リーグMVPを争うといわれているメッツのリンドーア内野手が1点ビハインドの6回に勝負を決める逆転満塁ホームランを放った。
本拠地に戻り前日の勝利で2勝1敗としてリーグチャンピオンシップシリーズ進出まであと1勝となっていたメッツ。この日もニューヨークのシティ・フィールドはメッツ一色の異様な雰囲気に包まれていたが、試合は4回にフィリーズが1点を先制し、メッツはリードされた状態で中盤を迎えた。
すると6回、メッツは6番マルティネスがヒットで出塁すると、さらに2つの四死球で満塁に。続くアルバレスは内野ゴロに倒れたものの、1死満塁で1番リンドーアに打席が回った。ここでフィリーズは今夏のトレードで加入した元エンゼルスの守護神エステベスにスイッチ。その4球目をリンドーアが叩くと、ライトへ飛んだ強い打球はそのままフェンスを越え、逆転の満塁ホームランとなった。
今季33本塁打、29盗塁、大谷を上回る39二塁打に加え卓越したショートの守備を誇るリンドーアは、シーズン途中までMVP争いで重視されると言われる勝利貢献度を示すWARで大谷を抑えリーグトップだった。そのためニューヨークのファンを中心に今なおリンドーアをMVPに推す声は多い。この試合でもリンドーアの打席ではMVPコールが聞かれていたが、そんなスター選手の劇的な一発にスタンドは興奮のるつぼと化すと、いつまでも大歓声が鳴り止まなかった。
ここぞという場面で決定的な一打を放ったリンドーアに、SNS上でも驚きと称賛の声が殺到。「リンドーアが主役の漫画みたいになってきた」「味方からしたらほんとに頼りになるリーダー」「決めるにしてもグラスラか スターだな」「この場面で打てるのは凄いの一言」といった声が並んだほか、やはり「Lindor is the real MVP」「GOAT」「もうリンドーアがMVPじゃないとダメよこれ」といった意見も見られた。
結局このままメッツが勝利。9年ぶりとなるリーグチャンピオンシップシリーズ進出が決まった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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