【MLB】メッツ 4−1 フィリーズ(10月9日・日本時間10日/ニューヨーク)
メッツとフィリーズによって争われた地区シリーズ第4戦で6回、MVP候補のリンドーアが右中間スタンドに逆転満塁弾を放った。スコアに「4」という数字が刻まれると、本拠地ファンもようやくホッとしたのか、口元を抑えるファンや空を見上げ大きく息を吸って大笑いしだすファンが続出した。
リンドーアは今季33本の本塁打を放っていたが、ワイルドカードシリーズからここまで本塁打はでていなかった。0-1とメッツが1点ビハインドの6回、1死満塁のチャンスでリンドーアが打席を迎えると、カウント2-1からの4球目、アウトコース寄りのストレートを振り抜いた。高く上がった打球はそのまま右中間スタンドに吸い込まれる逆転の満塁弾となった。
リーグチャンピオンシップシリーズに大きく近づく1発にリンドーアは喜びを爆発させたが、本拠地ファンの喜びようはそれ以上だった。感極まっているファンの様子を現地放送局が捉えるとSNSで「シティフィールドはようやく一息ついた」とホッとするファンの様子を紹介。この投稿に「メッツファンいいなぁ こんなチーム最高すぎるよ」「呼吸してる」「めっちゃ良いw」など、ファンの喜ぶ様子にほっこりしたといった反響が相次いだ。
結局リンドーアの1発が決勝打となり、メッツが3勝1敗でフィリーズを下し、9年ぶりとなるリーグチャンピオンシップシリーズ進出を決めた。“ミラクルメッツ”の快進撃はどこまで続くのか、千賀滉大投手はどんな活躍を見せてくれるのか、注目が集まる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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