デビュー直後、惜しい試合が続いていただけに、この勝利は格別だろう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月11日の第2試合はセガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)が初トップを獲得。チームはこの日試合のなかったKADOKAWAサクラナイツを抜き首位奪還だ。
試合は起家からBEAST X・菅原千瑛(連盟)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、浅井の並びでスタート。浅井は東2局1本場、リーチで5200点のツモ。これでトップ目に立つと、親番の東4局2本場に大チャンスが訪れた。菅原と仲林が仕掛けて早々にテンパイ、ここにドラ六万を対子にしてリーチだ。入り目の6筒は菅原の当たり牌。筋トレで磨き上げた腕を振り、元気良く「リーチ!」と発声。3・6索待ちで子方2人を蹴散らしにかかる。