プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月14日、第1試合の最中に、東京23区に震度3の地震が発生。すかさず試合中だった選手たちが、条件反射的に手牌を伏せて、ゲームに支障が出ないようにするファインプレーがあった。
地震が起きたのは、東3局1本場だった。時折、選手が席の横に設置されているカメラに触れてしまい、地震が起きたように見えることはあるが、今回は正真正銘の地震。ガタガタと卓が揺れたのを察知すると渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)といった選手が、咄嗟に手牌を伏せて、見せ牌などをケアする動きを見せた。
地震による不可抗力であれば、手牌や山の牌が見えてしまっても、選手たちにペナルティなどがあることはないが、仮に数枚倒れてしまうようであれば、その局が台無しに。長年、麻雀に携わっている者だからこそできる瞬時の反応に、視聴者からは「びっくりするわ」「すぐ伏せるんやな、プロだわ」「誰か揺らしたのかと思った」と感想が寄せられていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)