その表情に、放送席やファンがざわついた。10月15日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第2試合では、KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)が登板し、連続でのアンラッキーに思わず苦笑する一幕があった。
東2局でのことだった。2巡目に引いた内川の牌は西。その瞬間、放送席は「内川さんも七対子ですぐにまとまるかも。西単騎」と反応した。それもそのはず、内川にとって西は、2019-20シーズンでTEAM雷電・黒沢咲(連盟)に四暗刻単騎を放銃した因縁の牌。ファンの間では語り草だ。「ちょっと意識していると思いますけどね、今回は」「オタ風の字牌は一番狙い目と言われていますから」。放送席は勝手に予想したが、内川は次巡に西を河へ。ただ、直後に引いた牌も西だった。