これだから麻雀はわからない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月21日の第1試合。テンパイの残り枚数が「1対8」の「1」で超劣勢だった渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)がU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)に競り勝ち、放送席は絶叫。瑞原は思わず呆然としてしまい、視聴者から多くの反響が集まった。
 場面は南1局1本場。まず親の瑞原が白をポン、わずか5巡で五・八万待ちのテンパイとなった。この待ちは誰も持っておらず、河にもない。全山の状態で、アガリはほぼ約束されたようなものだ。しかし日向がこれに押し返す。1筒をポンして混一色のテンパイ。待ちは東と8筒だが、山には東が1枚あるだけだ。