プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月21日の第2試合で、BEAST Xのリーダー猿川真寿(連盟)がオーラス、2着目から劇的な満貫のアガリで逆転トップ。控室では、逆転を目指したリーチをかけた瞬間、チームメイトやスタッフが全員で祈り、アガリの瞬間にはまるで優勝したかのような大騒ぎになった。
BEAST Xは昨シーズンから参入し、今期が2年目。昨シーズンはレギュラーシーズン7位に終わり、今シーズンは最低でもレギュラーシーズンを突破しなければ、いきなりレギュレーションに引っ掛かり、チーム構成を変更する必要がある。開幕直後は十分に戦えていたかに思えたが、じりじりと成績を下げ、この日も第1試合で鈴木大介(連盟)が痛いラス。ここで猿川が負けるようであれば、まだシーズン前半とは言いながらも、最下位に転落するという危機だった。