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【映像】狭道で170km/h到達の異次元疾走シーン

 2024年のWRC世界ラリー選手権)欧州ラウンド最終戦となる「セントラル・ヨーロピアン・ラリー」。日本時間20日の最終ステージで、ヒョンデのアンドレアス・ミケルセンがベテランらしいテクニック溢れる爆走シーンを披露し、反響を呼んだ。

【映像】狭道で170km/h到達の異次元疾走シーン

 今季ヒョンデからスポット参戦しているミケルセンは、デイ2のSS(スペシャル・ステージ)5で派手なクラッシュを演じてしまった後、この日(デイ4)も1本目のステージでタイヤをパンクさせてしまうなど、アクシデント続きの週末を送っていた。

 しかし、最終ステージSS18「パッサワランド」は、このステージの結果だけでボーナスポイントがもらえるパワーステージ。全体的にはコース脇に芝生が広がる農園地帯だが、ちょっとした起伏があるうえに森林や民家の横を駆け抜けていくため、ところどころ視界も遮られる難コースだ。

 ミケルセンが駆るヒョンデ i20 N ラリー1ハイブリッドは、映像で見てもほぼ車両1台分ほどしかない幅のない農道のようなコースを、巧みなステアリングコントロールと繊細なペダルワークを駆使して疾走。場所によっては画面に表示されるスピードメーターが時速170キロ以上を示している。

 このWRCのマシンが世界最速のラリーカーであることを証明するような走りを目の当たりにした視聴者からは、驚きと称賛のコメントが殺到した。「道狭つ!」「一歩間違えたら大惨事は間違いないよ」「速いなーこわー」「ミケルセン結構修正舵してる?」「いやーほんと、下見してなきゃ走れない」「こんな狭い道で170キロとかコワすぎる」「シケイン怖いぞ」。

 このパワーステージでミケルセンは、総合トップの勝田(トヨタ)からわずか2.4秒遅れの2位を獲得。ヒョンデの同僚にしてダブルエースであるティエリー・ヌービルとオイット・タナックより上位につけている。最後の最後に報われたミケルセンだが、果たして来季のシートはどうなるか。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)

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