引けども引けども、相手の当たり牌ばかり。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月25日の第1試合で、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が、ことごとく周囲の当たり牌を引く不運。ところが最終的にはテンパイするという珍事に見舞われた。
 今期なかなか調子の上がらない多井だが、対戦相手はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)と、各団体でタイトルを最高峰のタイトルを獲得した経験がある強敵揃い。多井も数々のタイトルを手にしてきており、さながら「タイトル統一戦」といった様相だった。