【MLB】ドジャース 6-3 ヤンキース(10月25日・日本時間26日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でワールドシリーズ第1戦のヤンキース戦に先発出場。8回にはワールドシリーズ初安打となる、ツーベースヒットを放って同点の起点となるなど、この日は5打数1安打1得点の活躍を見せた。試合は同点で迎えた延長10回にフリーマンがサヨナラグランドスラムを叩き込み、ドジャースが先勝している。
ポストシーズンに入りパドレス、メッツを下してワールドシリーズの舞台に上り詰めたドジャース。大谷はポストシーズン中、42打数12安打、打率.286、3本塁打、10打点、11四球、出塁率.434、OPS.934の成績を残してチームの勝利に貢献してきた。
走者なしの状況では29打数4安打と苦しむが、走者ありでは13打数8安打、得点圏は9打数6安打と勝負強さを発揮。さらに、直近では4試合連続連続安打を記録するなど打撃好調だ。
前日会見では「自分がプレーできるという喜びを、まずフィールドで出せたら」と意気込んだ大谷。注目の第1打席は、コールが投じた真ん中高めのストレートを捉えると、打球はセンター方向へ。しかし後ひと伸び足りず、打球はジャッジが捕球した。
第2打席は3回2死で回ってくると、カウント2-2から低めに落ちるナックルカーブにバットが空を切った。6回の第3打席は、無死二塁と得点圏にランナーを置いて回ってくる。カウント0-1から高めのチェンジアップに合わせる。進塁打となるがセカンドゴロに倒れた。
8回の第4打席は1死ランナーなしから初球を捉えると、ライトフェンス直撃。快足を飛ばして二塁へ走ると、相手のミスの間に三塁を陥れる好走塁を見せた。さらに延長10回に迎えた第5打席は1死一、二塁で打席に入ったが、レフトへのファウルフライに倒れた。
なお試合は両投手が好投し0-0で序盤を終える。迎えた5回、キケ・ヘルナンデスのスリーベースから、続くスミスがライトへ犠牲フライを放ちドジャースが先制した。しかし6回、スタントンの2ランホームランで一気に逆転する。迎えた8回には大谷を三塁においてベッツの犠牲フライで試合は同点となり9回にも決勝点は生まれず延長戦へ突入した。
すると10回、ボルペの内野ゴロの間にチザムJrが生還してヤンキースが勝ち越す。しかしその裏、満塁で迎えたフリーマンが初球をライトスタンドに叩き込み、サヨナラグランドスラムでドジャースが劇的な勝利を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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