【MLB】ドジャース 6－3 ヤンキース（10月25日・日本時間26日／ロサンゼルス）
これぞ大谷翔平投手にしかできない、抜群の集中力が生んだプレーだろう。ドジャースの大谷はヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に「1番・DH」で先発出場を果たすと、第4打席で念願のワールドシリーズ初安打を記録。その際に見せたプレーが話題となっている。
1点ビハインドで迎えたドジャースの攻撃。1時走者なしの場面で打席に入った大谷はヤンキースのケンリーと対戦。大谷はケンリーが2球目に投じた真ん中に来た140キロのチェンジアップを叩いた。
打球はライトへの鋭く伸びて、フェンス直撃の一打に。俊足の大谷は楽々と二塁へと向かい、ワールドシリーズ初安打を放つと、ベース上でベンチに向かって吠えた。
チームメイトの気持ちを鼓舞するアクションだったが、これに動揺したのか、ヤンキースのセカンドのトーレス内野手がまさかの捕球ミス。ボールがダイヤモンド上に点々とするのを見た大谷は迷うことなく三塁へ向かい、またもベンチに向かって吠えた。
大谷の気迫が乗り移ったか、続くベッツ外野手はマウンドに上がったヤンキースのクローザー・ウィーバーから犠牲フライを生み、ドジャースは同点に追いついた。
このプレーに視聴者は「大谷さんのバットから流れができたぞ！」「大谷さんよく三塁走ったな」「大谷さんすげー」大谷にはこれがあるんだよ！」と、大盛り上がりだった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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