Vtuberのこだわりによる「修正依頼」はどこまで許されるのか。「下請けいじめ」ともとれる、その実情を取材した。
 Vtuberのマネジメントなどを手掛ける会社の運営スタッフAさんは「めちゃくちゃ注文が多い。納得するまでやるという自己満足の世界なので、ちょっとワガママなところがある」と証言。運営を始めてまだ間もないが、所属するVtuberたちへの編集への注文や直し要求の細かさに驚いているという。
 Aさんは「本当に細かくて、鼻の高さを1ミリ高くしてほしいとか、前髪が束になって見えるから一本一本繊細に髪の毛が流れるようにしてほしいといった依頼があった」「クリエイターが途中でいなくなったり、というのがよくある」「ビフォーとアフターを見ても全然差がわからないが、本人はその1ミリにこだわる」などと明かした。