【スーパーフォーミュラ】第8戦(決勝・11月9日/鈴鹿サーキット)
 「あーっと!!右のリアタイヤが取れました!!」
 実況がそう叫ぶと、画面にはコース上を転々と転がるタイヤが映し出され、サーキットは騒然となった。
 決勝レースの20周目、平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がピットインし、タイヤを交換。ピットアウトしようとしたところ、急に車体がふらつき、なんと右のリアタイヤが取れ、そのままタイヤは転々と転がり出してしまった。平良はそのままコース脇に停車したものの、タイヤはコース上を転がり続け、さらに後続の車両が後ろからレーシングスピードで駆け抜けていく。