【リーグアン】ル・アーヴル0-3スタッド・ランス(日本時間11月11日/スタッド・オセアン)
開幕から好調の伊東純也が止まらない。ル・アーヴルとの試合で、一度はネットを揺らしながら味方のオフサイド疑惑でVARの判定になったものの、晴れて今季3点目が認められた。前半には中村敬斗もゴールを決めており、日本人コンビのアベック弾が成立した。
待望のシーンはアウェイのスタッド・ランスが2-0とリードして迎えた57分だった。MFアタンガナ・エドアから送られた相手最終ラインの背後へのパスにFWウマル・ディアキテが抜け出すと、左からのクロスボールを相手GKアーサー・デスマスが弾いたところを伊東が押し込んだ。
今季リーグ戦3点目となるゴールが決まったかと思われたが、得点直後に副審がオフサイドフラッグを上げたため、これを見た伊東もすぐに察した様子だった。ところがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でオフサイド疑惑があったシーンが確認されると、ディアキテの背後への抜け出しはオンサイドだったことが発覚し、伊東の得点が無事に認められたのだった。その瞬間、試合を決定づける3点目が決まったことでスタッド・ランスの選手たちは輪になって喜び、その中心にいた伊東からも笑みがこぼれた。
このゴールにはファンもSNSで「どうした?」「オフサイドなかった!」「なんやねんw」「5試合ぶりだ」「最高!」「さすが!」「本当に圧倒的な活躍」と歓喜し、中村とのアベック弾となったことで「ゴール揃い踏み!」「ランス兄弟、絶好調だな」「これで2人とも気持ちよく代表戦に合流できる」と興奮した様子だった。
スタッド・ランスは第8節からオセール、スタッド・ブレスト29、トゥールーズに3連敗を喫するなど調子を落としていた。この不穏な空気を2人の日本代表とディアキテによって形成される3トップが払拭し、敵地で3-0の勝利。4試合ぶりに勝ち星を挙げた。(ABEMA de DAZN/リーグアン)