何気ない発言がピンチを招く?「仕込み」「ワンチャン」…人によって受け取り方が違う言葉に要注意
【映像】若者が使う「ワンチャン」(実際の会話)

 「誤解を招く言葉遣い」で窮地に立たされることがある。                  

【映像】若者が使う「ワンチャン」(実際の会話)

 『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)の密着取材を受けていた、スポットワークアプリ「タイミー」の広報部長が番組告知で「IPO前から仕込んできました『ガイアの夜明け』が今晩放送です!スポットワークの可能性についてぜひご覧ください!」と『ガイア』の取材を「仕込んできた」と投稿。これが瞬く間に大炎上した。

 その後、代表取締役の小川嶺氏は自身のSNSで「弊社メンバーから不適切な表現があったことにより、番組制作において事実と異なる憶測を生む結果となってしまい、大変申し訳ございません」と謝罪した。

 仕込みとは「しつけ」「商品などを仕入れること」「下ごしらえ」などの意味があり、映像・舞台の世界ではあらかじめ「準備しておく」という場合にも使われる。

 今回の投稿では「IPO(新規株式公開)に合わせ取材させていた」とも受け取れるため、「仕込み?ドキュメンタリーで仕込みはないだろ!」「IPO前に取り上げてもらうよう仕込んだってこと?」「シンプルにやらせ?」といったネットの声が飛び交う結果に。

 広告業界に詳しい元『週刊SPA!』副編集長の田辺健二氏は「広告業界では『進める』『実行する』ということを『仕込む』と言ったりするので、広報部長もそのノリで『仕込む』を使ったのだと思われるが、一般的には誤解を生む表現」と説明した。

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