【ブンデスリーガ】マインツ 3-1 ドルトムント(日本時間11月9日/メーヴァ・アレーナ)
マインツのMF佐野海舟が攻撃面でも大きな違いを作り出した。敵陣でリンクマンとして味方に正確なパスで繋げると、最後は狭いエリアを華麗なドリブルで突破。圧巻の個人技から決定機を演出すると、これにはファンも「狂ったほどうまい」「エグいわ」と大絶賛していた。
今夏に鹿島アントラーズからマインツに加入した佐野は、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝クラブである強豪ドルトムントとの一戦で開幕から10試合連続スタメン。印象的な活躍を披露した。
中でも多くの注目を集めたのが79分のシーンだ。佐野はMFパウル・ネーベルの落としを受けて右サイドのDFアントニー・カシにボールを繋げると、自らは中盤の低い位置からハーフスペースに進入してパスを呼び込んだ。
ボールを受けた時点で佐野は、ドルトムントのDFパスカル・グロスに監視されていたが、その寄せを華麗なテクニックで回避。緩急を駆使したドリブルでゴールライン際まで進入すると、最後はグラウンダーの折り返しでチャンスを演出した。
惜しくもラストパスが合わずに得点とはならなかったが、ABEMAの解説・安田理大氏が「良いドリブルでしたね。上手くステップを踏んで抜け出しました」と唸ったシーンには、視聴者からも「エグいわ佐野」「佐野がバケモンすぎる」「別格やん」「ボールタッチが細かい」「狂ったほど上手いな」などのコメントが集まった。
さらには「佐野がすごすぎる試合」というファンのコメントもあったほど、マインツが3-1で勝利(今季ホーム初勝利)したドルトムント戦は、攻守両面で佐野のあらゆる持ち味が発揮されたゲームだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)