<大相撲十一月場所>◇三日目◇12日◇福岡・福岡国際センター
角界最年長48歳の大ベテラン力士が25歳年下力士をいぶし銀の技術で撃破。視聴者からは「すごい!」「体壊すことなく土俵に上がれてるのが奇跡」と称賛の声が相次いだ。
注目を集めた角界最年長の力士は、序二段十四枚目・翔傑(芝田山)。静岡県伊豆市出身、昭和51年(1976年)生まれの48歳で、初土俵を踏んだのは平成7年(1995年)三月場所の前相撲。実に30年近くにわたって大相撲の世界で相撲を取り続けてきた、まさに大ベテランと呼ぶのが相応しい存在だ。
2番相撲となった三日目の取組では、23歳の序二段十五枚目・虎徹(大嶽)と対決。翔傑にとっては25歳も年下の若手だ。立ち合い弾みをつけて当たった翔傑は、頭をつけてくる相手を抱え込むと、そのまま右腕を極めるように組み、最後はタイミングよく力を逃して小手投げを決めた。翔傑は今場所初白星となる1勝目。敗れた虎徹は2敗目を喫した。
大ベテランらしい“いぶし銀の技術”で勝利した翔傑に、ABEMAの視聴者も「すごい!」「ベテランの上手さ」「体壊すことなく土俵に上がれてるのが奇跡」「親子くらいの年齢差」「まだやれる」「身体若いな」「体張りがあるね」と大盛り上がりの様子を見せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)