<大相撲十一月場所>◇四日目◇13日◇福岡・福岡国際センター
 ウクライナ出身の新十両力士が、国花ひまわりをモチーフにした化粧まわしで土俵入りに臨んだ。その姿に感情を揺さぶられたファンも多かったようで、「泣ける」と反響が相次いだ。
 注目を集めたのは、今場所から関取に昇進した十両十一枚目・安青錦(安治川)。現在20歳の安青錦は、ロシア軍によるウクライナ侵攻のため母国を離れ、2022年4月に来日。翌年九月場所の前相撲で初土俵を踏み、所要7場所のスピードで十両昇進を果たした期待の新人力士だ。