【スーパーフォーミュラ】第9戦(決勝・11月10日/鈴鹿サーキット)
一発の速さに定評のある25歳の伏兵レーサーが、最終戦で見せた驚異のスタートが話題を呼んでいる。
前日9日の第8戦で優勝した25歳の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、予選で野尻智紀(TEAM MUGEN)と坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)の間に割って入る2番手につけて坪井のチャンピオン獲得を阻止。決勝ではシグナルがブラックアウトした瞬間、ほぼホイールスピンすることなく抜群のスタートを決めた。そのまま一気に首位の野尻に並びかけ、1コーナーのイン側をしっかり押さえると、オーバーテイクし、トップを奪取した。