<大相撲十一月場所>◇五日目◇14日◇福岡・福岡国際センター
ウクライナ出身で初の入幕を果たした人気力士が、土俵入りでじつに可愛らしい化粧まわしを披露。四股名、そしてジョークを好む本人の明るい人柄もあいまって、「めちゃかわいいんだが」「しししのまわし可愛い」「良いデザイン」とファンがざわつく一幕があった。
注目を集めたのは新入幕の前頭十六枚目・獅司(雷)。ウクライナ出身としては初の力士であり、今場所で新入幕を手にした角界のホープだ。193センチの長身を活かした取り口に加え、ファンの心を掴んでいるのはユニークな人柄。インタビューでは「うれシシ」「かなシシ」とダジャレを交えた受け答えで人気を集めている。
そんな獅司は四日目、幕内土俵入りでライオン(獅子)をモチーフにしたイラストの愛くるしい化粧まわしを披露した。青と黄色の二色はウクライナ国旗のカラーでもあり、戦火が続く母国への想いもうかがえるデザインだ。獅司が土俵入りで姿を現すと、ネット上では「素敵!」「良いデザイン」「めちゃかわいいんだが」「すごくいいね」と好評を博したほか、人柄も相まって「しししのまわし可愛い」「獅司の化粧まわしw」とクスリとするファンも相次いだ。
その後の取組で前頭十三枚目・竜電(高田川)と対戦した獅司は、残念ながら寄り切りで敗れて3敗目を喫した。勝った竜電は2勝目を挙げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)