<大相撲十一月場所>◇六日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
 ウクライナ出身の“規格外”20歳力士が、人気力士対決で圧勝。「メチャ強」「今後が楽しみすぎる」とコメントが相次いだほか、相手の土俵下への落下を防ぐ気遣いも見せ「優しい」「イケメンやわ」と称賛の声が寄せられた。
 十両十一枚目・安青錦(安治川)が十両十四枚目・生田目(二子山)を寄り切りで下し、5勝目を挙げた。今場所新入幕を果たした安青錦はウクライナ出身で20歳の期待の力士。身長180センチ・体重125キロと決して大きな体ではないものの強靭な足腰と天性の相撲センスを持ち、昨年十一月場所で序ノ口デビューするといきなり2場所連続で全勝優勝。その後も6勝1敗の好成績が続き、初土俵から所要7場所でのスピード出世を遂げた。