<大相撲十一月場所>◇六日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
 現役最年長48歳の力士が、ヒヤリとするほどがっちりと極めた状態での強烈な小手投げで28歳下の若手を退けた。厳しい攻めに館内騒然となり、「やられたか」「だいじょぶかな」とコメントが相次いだ。
 序二段十四枚目・翔傑(芝田山)と序二段十五枚目・島袋(放駒)の一番。昭和51年(1976年)生まれ48歳の翔傑は現役最年長の大ベテラン。対する島袋は平成16年(2004年)生まれの20歳で、年齢差は28歳と親子ほども離れた対決となった。