<大相撲十一月場所>◇六日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
 20歳の“イケメン”小兵力士が、体重60キロ以上重い巨漢相手を真っ向勝負で圧倒。「すごいよ」「粘り良し!」とファンがどよめく一幕があった。
 序二段四十八枚目・浪速武蔵(武蔵川)が序二段四十五枚目・達ノ海(伊勢ノ海)を寄り切りで下した一番。端正な顔立ちの浪速武蔵は身長175センチ・体重94.7キロと小柄な20歳。一方、対戦相手の達ノ海は身長193.3センチ・体重158.1キロと一回り以上大きな巨漢だ。身長差は18.3センチ、体重差は63.4キロと、まさに“超無差別級”の対決となった。