いつまで続くのかこの親は…。対戦相手はそんな思いに囚われたかもしれない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月15日の第1試合はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)がトップを獲得。全15局で6度ものアガリを決めた完勝だった。
 目下チームの勝ち頭の堀、一時は個人首位にも立っていたものの、ここ数戦は手に恵まれずランクダウン。シーズンも3分の1を消化するこの試合で、一つ風向きを変えたいところ。この試合は東家から渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、堀、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)の並びで開始した。堀は東1局、リーチのみの1300点を竹内からロン、先制攻撃に成功した。そしてこのアガリが、この後1時間に迫る長い連荘の始まりだった。