<大相撲十一月場所>◇七日目◇16日◇福岡・福岡国際センター
 鍛え抜かれた肉体美とその類稀なる存在感を放つ姿に相撲ファンがうっとり……注目の19歳力士が館内に登場すると、コメント欄には「すっごい筋肉」「彫刻みたいな体やん」など驚きの声が寄せられた。
 その力士の名は“ネリー(本名:山田ネリー)”の呼び名で親しまれている三段目三十八枚目・雷道(雷)。埼玉県草加市出身で、元小結・垣添の雷親方が自らスカウトし角界入りを果たした逸材だ。柔道のバックボーンがあり、身長182.8センチ・体重95キロの鍛え抜かれたボディがたびたび注目を集めてきた。