<大相撲十一月場所>◇中日◇17日◇福岡・福岡国際センター
 三段目三十枚目・海真(田子ノ浦)と三段目三十四枚目・隠岐の浜(八角)の取組では、立ち合いの場面で両力士共になかなか手をつこうとせず、行司の式守正一郎が4度ほど「手をついて」と発声する一幕が。これを受け、相撲ファンは「早よ手つけや」などと厳しく反応する一幕があった。
 「構えて。待ったなし」の声が掛かってもなかなか手をつこうとしない海真と隠岐の浜。式守正一郎が「手をついて」と促しても、睨み合ったままだ。海真は一瞬、左手をつこうとしたが、隠岐の浜は動こうとしない。