正確無比な手順と冷静さで、軍師はまた1つ仕事を終えた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月18日の第2試合はEX風林火山・勝又健志(連盟)がトップを獲得。攻守のバランスが冴え今期8戦無敗の個人5勝目と、下位に低迷するチームで孤軍奮闘している。
二階堂瑠美(連盟)が終盤に3着から2着に上がりプラスで終えた第1試合。上昇の気配をさらに形にしたい当試合は起家から赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、勝又、BEAST X・鈴木大介(連盟)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)の並びでスタートした。勝又は東1局、親の園田の仕掛けに対し、見逃しをかけられていた筋の牌で1500点の放銃となるハプニングに見舞われた。打点アップを目論んだ園田のトリックプレーだったが、勝又に動じる様子はなし。淡々と点棒を支払った。