<大相撲十一月場所>◇十日目◇19日◇福岡・福岡国際センター
“土俵際の超攻防戦”に客席が沸いた。白熱した取組は最後、迫力あふれる決着を見せ、「あれ普通の人なら骨盤われたな」とヒヤリとするファンもいた。
十両九枚目・大奄美(追手風)と十両十三枚目・琴栄峰(佐渡ヶ嶽)の一番。立ち合い激しい差し手争いを繰り広げた両者。潜り込もうとする琴栄峰と、突き放す大奄美。左下手を取った琴栄峰が寄っていくが、大奄美は土俵際で堪える。客席からは手に汗握るファンのどよめきが沸き起こる。こんどは体を入れ替えた大奄美が押していき、体重187キロの大きな体で圧力をかけて寄り切った。土俵を割った琴栄峰は尻もちをつくように倒れて土俵下へと落ちていった。大奄美は5勝目。琴栄峰はは6敗目を喫した。
白熱した取組に館内は沸き、ABEMAの視聴者からも「すげー」「粘った」「熱戦じゃん」「土俵際の超攻防戦」「いい相撲だね」と興奮の声が殺到。決着がついた際の落ち方に「こわい倒れ方だ」「あれ普通の人なら骨盤われたな」「痛そうだっった」「怪我だけは心配」と注目する声も相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)