あなたが人気選手のチームメイトだったら、こんな気分?プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、11月19日の第1試合に出場したKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が試合前のルーティンとなっている背中への気合い注入を、馴染みのカメラマンにリクエスト。目の前にある岡田の背中に手を当てる様子が臨場感たっぷりで、まるでAR(拡張現実)ばりになった。
KADOKAWAサクラナイツでは、出場する選手の背中に選手、監督、スタッフなどが張り手を見舞って気合いを注入するのがお決まり。時には堀慎吾(協会)の注入が強すぎて、岡田が涙目になったこともある。ただし、一時の痛みがトップに繋がるなら安いものというのが、厳しい戦いを続けているMリーガーの本音だろう。
この日は、チームの控室に選手が少なかったこともあり、岡田は試合会場に向かう通路でカメラマンに笑顔を振りまいた直後「お願いします!今日、人少ないんで」とクルリと背中を向けてリクエスト。カメラマンが大きな手で優しめにタッチすると「ありがとうございます!」と元気よく向かっていった。この時、カメラが捉えていた岡田の背中と、カメラマンの手の具合が、視聴者にとっては自分がしていると思えるほどの臨場感だった。
なお、岡田はこの試合でも内容こそよかったものの、展開に恵まれずラス。新たな験担ぎとして、次は誰に背中を張ってもらうだろうか。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)