■ネットとオールドメディア
兵庫県知事選をめぐっては、「ネットとオールドメディアで異なる斎藤氏評」も話題になっている。大手メディアでは、パワハラ、おねだり、告発者の死による「“疑惑”の知事」とされ、ネットでは改革派、ワナにはめられた、パワハラなど証拠なく「既得権益と戦う知事」の構図で描かれていたという指摘だ。
新田氏は「ネット民からすると、オールドメディアが『悪の権化』とされていた」と分析する。「百条委員会の秘密会が終わった後の囲み取材で(亡くなった職員の)パソコンの中身を言おうとする片山安孝前副知事が『言わないで』と詰め寄られていた。終わった後、記者に『これでいいのか』と怒ると、(やり取りが録音されたデータを)『私は出せないから、新田さんぜひ出してください』と言われた。工夫すれば出しようがある情報をメディアが出さなかったことが、今回の選挙最大の問題だ。」。
小林氏は「投票者の関心を見ても、文書問題は10%しかない。政策を見ている」として、「SNSの善し悪しではなく、有権者は目前の課題や未来に関心があり、政策がテーマになると認識してほしい」と提言した。
(『ABEMA Prime』より)
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