【写真・画像】社員300人弱全員の月給を2万5000円アップした経営者が指摘「日本は価格転嫁しない」 大半の中小企業が実施しているのは無理な賃上げ? 2枚目
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 一方、パスファインダーズ株式会社代表取締役社長の日沖博道氏は、「ここにいらっしゃるのはうまくいっている方々」と、世の中の大部分の中小企業では現状が異なると指摘。「多くの中小企業がここ1〜3年で賃上げしてきたが、収益が上がっているわけではない。賃上げの原資たる付加価値を増やしているかを調べると、そうはなっていない。要は、痩せ我慢をして払っている」という実態を明らかにした。

 日東精工株式会社代表取締役社長の荒賀誠氏は、賃上げの継続性の重要性を強調。「給与を2万円上げた時、2万円の労働生産性を上げないと来年が続かない。4月に賃上げをしてからは、その指標を全社員が見られるようにしていて、“がんばろう”という状態を作っている」と自社の取り組みを伝えた。

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#31:給料が上がらない日本 - For JAPAN
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