将棋の加藤一二三九段(84)が、詰め将棋の雑誌連載でギネス世界記録を達成した。
「ひふみん」の愛称で将棋界内外から親しまれている加藤九段は、1959年の19歳の時にJAグループの月刊誌「家の光」で詰め将棋の連載を開始。その連載が先月1日に“65年62日”となり、『同一雑誌におけるボードゲームパズル作者としての最長キャリア』として、ギネス世界記録に認定された。
加藤九段は「本日のギネス世界記録達成できることになり大変喜んでおります。元々詰将棋が好きで作ってもいましたから、お引き受けした次第で」とコメントし、ギネス掲載を喜んだ。
加藤九段は中学生だった14歳の時に史上最年少で棋士デビュー。史上最速で棋士最高峰の順位戦A級に昇級するなど、「神武以来の天才」と呼ばれた。獲得タイトルは名人を含む通算8期。
その後、77歳0カ月で史上最年長勝利記録を更新したほか、史上最多対局数など数々の偉業を成し遂げ、2017年に現役を引退。今年、デビュー70周年を迎えた。
(ABEMA NEWS)