教育現場での生成AIの導入が進んでいる。カンニングなど悪用のリスクも囁かれる中、子どもがAIを活用するメリットについて専門家に聞いた。
「(教育業界には)生成AIが今後必要だと私たちは考えており、これが日本の学校でも使えるようにするツールだ」
 こう話すのは、特定NPO法人「みんなのコード」の利根川裕太代表理事。テクノロジー教育の普及や教材の提供を行うこの団体は、学校の授業で生成AIを学ぶことができる「みんなで生成AIコース」というサービスを2023年から提供している。