JR東日本は、技術者の目視で行っていた線路の点検などに先端技術を活用する「スマートメンテナンス」の実現に向けて、新たに導入した2種類の検査車両を初めて公開しました。
「(機械に置き換わると)見落としがなく、人よりもかなり高速で効率的に現地の状況を把握することが出来るようになるので大きな期待をしている」(JR東日本担当者)
JR東日本が22日に初めて公開したのは、レール表面の凹凸や内部の傷などを確認する緑色の「レールモニタリング車両」と、赤色の新幹線専用の保守用車両「線路設備モニタリング車」の2種類です。それぞれの愛称は『SMART-Green』と『SMART-Red』です。
2種類の検査車両の導入で、技術者が目視で行っていた線路点検は約50%削減されます。また、検査の頻度を最大で12倍ほどに高めることができるとしています。
JR東日本は導入した検査車両による「スマートメンテナンス」を、12月から本格的に始めるということです。(ANNニュース)
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