<大相撲十一月場所>◇十三日目◇22日◇福岡・福岡国際センター
 現役最年長48歳の力士が24歳下の若手力士をスピードとパワーで圧倒。衝撃的な極め出しが炸裂し、客席から黄色い声援が飛んだほか、ファンからは「ベテランつよ」「力強い」「年齢を感じさせない」など称賛の声が相次いだ。
 序二段十四枚目・翔傑(芝田山)と序二段十二枚目・稲葉(阿武松)の一番。昭和51年(1976年)生まれの翔傑は現在48歳の現役最年長力士だ。対する稲葉は24歳の若手力士。年齢差は24歳と二回りも離れ、“歳の差2倍”の対決となった。